幼稚園保育園での花育

わたしたち花育ボランティアが設立以来 、年間を通して活動を続けているものに、幼稚園、保育園訪問があります。

基本的に、2回の訪問をワンセットとしており、1回目の訪問では、紙芝居の鑑賞と(種から花に育つまで)花を摘み取り、押し花に押すまでを体験してもらいます。

紙芝居の「まんまるシードの物語」は、種をまき植物が大きく育っていくものに必要なものは何かを学んでもらえる物語です。何かわかりますか?『土・水・太陽』の3つが必要です。園児たちはこの紙芝居で学んだことを、次回の訪問時にはキチンと覚えていてくれます。子供の記憶力ってスゴイですよね!こうして何気なく咲いているお花の成り立ちを学んで、植物への関心を深めてくれたら嬉しい限りです。

 

〈紙芝居の様子と苗から花を摘み取り押し花を押している様子〉

2回目の訪問では、1回目で押した花がどんな『押し花』になったかを園児たちの目で確かめてもらい、その押し花を使って、自由な発想で作画をしてもらいます。

また、1日目の訪問時に、園児たちと下記の『3つのお約束』をしています。

ボランティアの名前を覚える。

押し花に使った花の名前を覚える。

園庭やよその家に咲いている花は取らない。

 2回目の訪問時にこの3つを確認するのですが、園児たちはキチンと覚えていてくれるので大変嬉しいです。先生方も押し花に使ったお花を、教室に置いて、それぞれの花に名前を書いてくださるなど、『花育』へとても協力してくださっています。

このようにしている訪問は、大変ありがたいことに 毎年訪問のご要望をいただく園や、園同士の交流から、口コミで訪問の依頼を受けることもあります。今後とも、出来るだけご期待に沿えるよう、活動を続けていきたいと思っています。

   

〈押し花での作画風景 園児たちから素敵なプレゼントをいただくことも♪〉