花育とは?

農林水産省では、花や緑の多様な機能に着目し、花や緑を教育や地域活動等に取り入れる取組みのことを『花育』と定義しています。


花育により、次の効果が期待できると言われています。

幼児、児童の成長期において、花と緑に親しみ、育てる機会を提供し、優し  さや美しさを感じる情操面の向上等が図られます。

地域活動において、花や緑を介した世代間交流等により、地域のつながりを深めることが期待されます。(「全国花育活動推進協議会設立趣意書」より)

上記以外にも、農林水産省の『花き産業振興方針』には、〈花きには、「心を癒す」、「季節感が出る」、「家の中が華やぐ」、「心が豊かになる」等の様々な魅力がある。小学校や幼稚園での取組に留まらず、最も身近な家庭内で花や緑に触れる機会を作ることが重要であるが、親が花きに親しんでいない世帯も増えてきていることから、花育の実践においては、親子教室や地域活動など、大人も参加した形での取組も進める〉と記載されています。


平塚市の取り組み

花き生産の盛んな平塚市では、農業理解促進事業の一環として花育に取り組み、平成20年2月から地元花き生産者と農水産課が協働で活動してきました。
この活動を多くの市民の意見を取り入れながらより活発にしようと、平成21年2月には、花育を広めるための市民ボランティアを募集しました。
当初は生産者と市(行政)との協働事業から始まりましたが、市民ボランティアが加わることで3者が協働して推進することになります。これは平塚市の独自のスタイルで、市と地元花き生産者と市民ボランティアが協働で花育を進める活動を始めるのは、県内初の試みです。(平成21年4月定例市長記者会見より)
また、平塚市では花き生産者有志による「フラワーチルドレン」の皆さんも、花育活動をされています。花育新聞『はなみち』(年4回発行 小中学校へ配布)の発行、花育ボランティアと連携しての花育活動と、花き生産で忙しい中、意欲的にとりくんでいらっしゃいます。

 

●平塚市の花育新聞「はなみち」はこちらで見ることが出来ます!!


神奈川県内では、わたしたち花育ボランティア以外にも、さまざまな「花育活動」が行われています。

☆市町村☆

相模原市 相模原市保育課

横須賀市 市街地整備景観課

小田原市 グリーンライフサークル フラワーガーデン友の会など

南足柄市 グリーンカーテン設置事業


☆公立小学校☆

横浜市立戸塚小学校

川崎市立長尾小学校

藤沢市立俣野小学校

三浦市立上宮田小学校

伊勢原市立大田小学校

厚木市立緑が丘小学校

厚木市立戸田小学校

平塚市立相模小学校

 
☆都市公園☆

県立相模原市公園

県立相模原三川公園

県立津久井湖城山公園

(神奈川県のHP かながわの『花育』より)


●神奈川県のHP内にある『かながわの花育』のページはこちらです。


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花育ボランティアが取り上げられています。
県内における『花育』の取組事例〔市町村〕(PDFファイル.url.txt
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